システム開発部
バックエンドエンジニア
担当業務
バックエンドエンジニア 末武光太
バックエンドエンジニアとして入社。
バックエンドのみならず前職で携わった経験から
Androidアプリ開発も一部担当。
現在はおもに「バス比較なび」の開発に関わり、
日々ユーザー体験の向上のために邁進中。
事業へ貢献するために十分なパフォーマンスを発揮できる環境を求めた
ーLCLに入社する前はどんなお仕事をされていましたか?
大学卒業後は、有形商材を扱う営業職として働いていました。
そこでは様々な人の話を聞き解決策を提案することにやりがいを感じており、楽しく仕事をしていました。
ーそこから大きくエンジニアへ舵を切るわけですが、そもそもエンジニアを志望することになったきっかけは何かあったのでしょうか
当時Podcastを聴くのが趣味で、たまたま友人からソフトウェア開発や関連するテクノロジーなどについて話している番組が面白いと薦められ聴くうちにプログラミングに興味を持ち、そしてエンジニアへ転向しようと決心しました。
ー未経験から始めるために、どのような準備をされましたか
エンジニアへの転職の準備として、職業訓練校でWebサイト制作を学び、2つのプログラミングスクールではそれぞれフロントエンドコース、Webアプリ開発コースといった3つの分野を受講していました。
これらの講座でWebに使用する技術を学びました。
そしていざ実務ということで、エンジニアとして入社したのですが会社が業務系エンジニアを求めていたため、私がイメージしていたWebエンジニアとは職務内容にはギャップがありました。
そのためその後Webエンジニアとして一度転職も経験しました。
ーWebエンジニアとして経験を積んでいくなか、再び転職活動をはじめた理由は何ですか
Webエンジニアのスタートをきった私ですが、前職ではスタートアップの事業に従事していたこともあり、成果に対する過度なプレッシャーが社内の雰囲気を停滞させていました。
プレッシャーは適度であればやる気を促したり、良い競争が生まれお互いを高められると思いますが、当時はメンバー同士の良い人間関係を築くことに難しさを感じていました。
そうした環境では十分なパフォーマンスを発揮できないことに気づき、自分に合う環境を見つけそこで事業に貢献すべきではないかと考えるようになり、転職活動を開始しました。
<お互いを高めあえるメンバーに出会えた>
ー新しい会社へ求めるものは何でしたか
技術スタックがRuby on Rails, AWS, Docker…などの私自身の経験を活かせる環境というのは当然ですが、「人の雰囲気」を第一優先に考えることにしました。
この「人の雰囲気」をわかりやすく表現するのは難しいのですが、
例えば「優しさ」、「他者への配慮」、「共感」などを面談を通して感じられるかどうか、というのが言葉にすると近い気がします。
いろいろな企業のカジュアル面談を受けてそのあたりを判断していこうと思いました。
ーLCLに入社を決めた理由を教えてください
LCLのカジュアル面談の中で、ちょうどサービスのアーキテクチャをモノリスからフロントエンドとバックエンドに分離するリファクタリングが行われている事を知りました。
私見ですが、大規模なリファクタリングはセールスとエンジニアで対立しがちなので、それが行えているということは良好な関係が築けている「雰囲気の良い組織なのでは」と思い、正式に応募する事を決めました。
面接では、その裏付けとなるような部の雰囲気を知る事や入社後に期待することなどを尋ね、理解を深めていきました。面接なのでもちろん緊張はしましたが、終始和やかに進んでいったこともあり、自分が知りたいと考えていたことはきちんと質問できたことを覚えています。
複数名の現場のエンジニアとも話す機会もあったことで、よりリアルな場のやりとりを感じることもできましたし、他社の選考もある中で、転職活動の軸にしていた「人の雰囲気」の良さが一番感じられ、この方達と一緒に成長して行きたいと思えたことが決め手になりました。
ー転職活動の軸としていた”人の雰囲気”について、入社後はどのように感じていますか?
入社前に感じていた「人の雰囲気」の良さは想像通りで、ネガティブなプレッシャーは感じずに自分の役割に集中して働くことができています。
実際の業務を通じて感じる部分としては、自分で解決できない事やわからない事などが出た時に同僚に相談すると、丁寧に話を聞いて教えてくれますし、逆に自分の行った事で良い部分があれば、それを素直に褒めるという事が当たり前のように行われています。
褒められるとやはりうれしいですし、次の行動のモチベーションになります。
LCLのバリューに「いつも感謝と敬意の表現者でいよう」というものがありますが、現場レベルでそれが行われているように感じます。
在宅勤務やオフィスへ出社するなど働き方は様々ですが、メンバー同士出社が重なると一緒にランチに行ったり、
帰りにちょい飲みしているメンバーもいますよ。雑談しながら、もっとこうしたらいいとか気軽に仕事の話もできるのはいいですね。
月に一度のシャッフルランチ(※)では、普段業務で関わることが少ない人とも会話する時間がもてるので、例えば新しく仕事で関わるようになった時なども話しかけやすさにつながっています。
<toCサービスで感じた楽しさ>
ー入社前に思い描いていたことは実現できていますか?
成果のためだけでなく、自分自身に関係する人たちのためにも働きたいと考えているので、サービスを通してより良い価値を提供するために、分野を問わず貢献していきたいと思っていました。
現在はWebのバックエンドとAndroidアプリの開発を行っており、重要な役割を担う業務を責任感をもって担当しています。
また良いギャップとして感じるのは、いままではtoBサービスしか扱ってこなかったので、機能を追加しても自分自身が利用するものではないことから、それによってどんな体験の向上につながったのか実感できませんでした。
toCサービスはリリース後にパブリックな場に公開されるわけですから、実際に自分が操作したりあるいは利用することでその体験が以前より良くなったことを実感でき、「自分がこれに携わったんだなぁ」と楽しさを覚えています。
<新しいことへのチャレンジが推奨されている環境でもっとユーザーのために成長していきたい>
ーエンジニアとして成長するためにどのようなサポートがありますか?
1on1で部長と定期的に話をしていますが、これから伸ばしていきたいスキル・志向について話すと、それに合った業務機会を用意してくれました。進める過程においては細かく口を出すというより、まずは任せて、自身でどう考えるかを重視してくれているように感じます。
また業務で必要な技術書籍を購入できたり、興味のある分野のセミナーなどに参加することもできます。過去には業界のイベントなどへ足を運んで他社のテクノロジーを間近で体感し大いに刺激を受けてきたエンジニアもいます。
ーLCLの魅力を伝えるとしたら、どんな事を伝えたいですか
お互いの立場や役割を理解して、そこに対し敬意をもって応対するという文化があると思います。
心理的安全性という言葉がありますが、それがあることを口にするメンバーも多いです。
そしてただの生ぬるい環境ではなく、失敗を恐れず新しいことへの挑戦も推奨されていますので、思い切ってチャレンジしてみようと背中をおされている気持ちになります。
例えば、新しいツールやサービスの導入については、メンバーから声が上がるとまずは前向きに検討するのが当たり前になっています。
Github CopilotやChatGPTの有料プランなど、エンジニアの開発生産性向上のために生成AIなどを早い段階で積極的に取り入れていますが、これはエンジニアの開発生産性を向上させることによって、ユーザーに早くそこで生まれた価値を受け取ってもらえると考えているからです。
「ユーザーファースト」については、創業時から徹底して考えられてきたそうで、その思いはバリューの「ユーザーのよき理解者になる」に受け継がれていると感じます。
ユーザーにとってどんな体験ができたら喜んでくれるのだろうかと考え、それを形にしていけるのは、
toCサービスを扱う醍醐味ですね。
今後は、よりビジネスインパクトのあることへ挑戦していきたいです。
そして、しっかりと成果を出してこのLCLの雰囲気の良さを守っていけるように技術者としてももっと成長していく必要があると考えています。