行先:千葉県鋸山、木更津
目的:鋸山の地獄のぞき体験とアウトレットパーク立ち寄り
日時:11/21(水)
旅人:A氏、女性、管理部門
◆往路バス情報
バス会社:京成バス
シートタイプ:4列
乗車バス停→降車バス停:東京駅八重洲口→木更津駅
乗車時刻(乗車時間):09:00→09:59(0:59)
料金:1,350円
乗客数:6人ほど
立ち寄ったSA名と停車時間:なし
同じルートを電車で利用した場合の所要時間と料金比較:2:02 /1,940円
その他バス特徴:トイレ
予約方法:予約不要
支払方法:Suica 降車時払い
◆復路バス情報
バス会社:京成バス
シートタイプ:4列
乗車バス停→降車バス停:三井アウトレットパーク→浜松町バスターミナル
乗車時刻(乗車時間):18:30→19:35(1:05)
料金:1,250円
乗客数(おおよその乗車率):8割ほど
立ち寄ったSA名と停車時間:なし
同じルートを電車で利用した場合の所要時間と料金比較:1:50 /2,022円
その他バス特徴:トイレ
予約方法:予約不要
支払方法:Suica 先払い
【体験記】
何かでみた鋸山の”地獄のぞき”
東京から少し足をのばすとこんな場所があるのかと、以前から興味がありました。少し紅葉には早いようですが、寒くなる前に行ってみることにしました。
◆東京駅から出発
八重洲口のJRバスターミナルに直行。
が!乗るのは京成バスの乗り場からだった事をうっかり忘れていました。バス停は信号を渡った向かい側。
結構ギリギリに到着してたので軽くあせりバス停へ。並んでいる人がたくさんいましたがほとんどが鴨川方面のお客さんのようで、木更津方面は数人程度。スーツを着た男性ばかりです。
バス停には係の人がいて、行き先を尋ねられ、並ぶ場所を教えてくれました。
時間になるとバスが到着し出発。9:00ちょうど発です。
1番前に座りました。
充電用のUSB、電源もなくシンプルな作りです。
でも乗車時間も少ないので不便は感じません。
シートベルトは3点式でした。安心感が増します。
防犯カメラがあるんですね。ぐーすか寝てしまう人にとっては安心。
出発前と高速に乗る前の2回、シートベルト着用のアナウンスがありました。
レインボーブリッジを渡ります。
勝どき方面見えましたー。
途中木更津バスターミナルに停車し1人下車。
そこから10分くらいで木更津駅に到着。
終点はまだ先ですがみんな降りたようです。
ここにもゆるキャラが。
余談ですが着ぐるみ貸し出してるらしいです。
この後、木更津駅から内房線で浜金谷駅へ向かう予定ですが次の電車は約30分後です。
駅前は比較的シンプルなので駅の構内へ入って待つ事にしました。
30分後なのに既にホームには電車が停まってました。
乗客は地域の人というよりも、1泊くらいの荷物を持っている旅行者のようです。
電車はほぼ右側に海をみながらすすみます。海が見えるとテンションがあがります。
ちなみに、途中停車駅で、次は青森~と聞こえたのは「あおほり」、次はタピオカ~と聞こえたのは「たけおか」という駅でした。
鋸山最寄り駅の浜金谷駅におよそ30分で到着。
ここに来る人は、自家用車、バス、フェリーでの移動が多いようで駅も素朴な感じでした。降りた人も数人。そもそも電車にもそれほど多く乗っていたわけでもないです。
◆鋸山を目指す
鋸山への往路はロープウェーでのんびり行こうと心に決めてたので、まずそちらへ。
ちなみにこんなイベントもあるそうです。平成最後の初日の出を鋸山で。
駅から通りへ出て通り沿いをしばらく歩きますが、脇をビュンビュン車が通り抜けるので地味に怖いです。
乗り場までは、案内があちこち出ているので道に迷うことはなさそうです。
浜金谷駅から徒歩5分くらいでロープウェー乗り場に到着!
混む時はきっと行列なんですね。
どこから来たのかがわかる、訪問者にシールを貼ってもらう世界地図がありました。
面白いですね。もちろん私も貼りまして関東近辺のシールの山を少し高くしました。
遭難者も出ていると聞いたので、念のため私も登山計画書を書いて投函しました。
ロープウェイ乗り場にはロッカー、トイレ、売店もあります。
ここで鋸山のパンフレットをもらいました。
ロープウェイのチケット。昔ながらの硬い切符です。片道500円。往復だと50円割引で950円になります。
そして切符切り。懐かしい…みんな知らないだろうこんな時代があったことを。
ロープウェイは15分毎に出発しているので待たずにすぐ乗れます。
乗車時間はほんの一瞬ですが、途中こんな景色を見ることができます。
車内の人の話では、木々は台風の塩害を受けてしまっているようです。確かに紅葉にはまだ早く、茶色く枯れている印象です。そんな中、岩肌のツタの赤がキレイでした。
ロープウェイを降りると、駅の上階が展望台になっていたので上がりました。鋸山は採石場としての歴史があるため、採石方法や石の種類などを展示するコーナーもありました。
文字がなんとなく怖いなと思ったのですが、今思えば時間ではなく階段の段数を書いてくれた方が親切な気も少ししました。でもそれを書いたら誰も行かなくなるのかも。。。
展望台。猫もいてのんびりした雰囲気。ここまでは。
地獄のぞきが目当てでしたが、他に見所もあるらしいので、地獄のぞきと大仏見学の2つに絞りそちら方向へ歩き出しました。
が、すれ違う人が一様にハァハァゼェゼェ辛そうで。。。
地獄のぞきは日本寺の境内です。拝観料を支払って入ります。大人600円
大仏への近道があったのでそちらから参道を抜けて向かいました。
一言で済ませましたが、この間、ひたすら階段を下り続けます。
この山の一部(斜面)が日本寺という境内で見所がちらばっているのですが、階段を上がったり下がったりが続きます。今はひたすら下っているのでいつか上る時があるんだなーと。でもまだこの時、実感はありません。
大仏発見。
石を削り出した仏様で、奈良の大仏や鎌倉の大仏よりも遙かに大きいらしいです。
ちょうど子供がいたので大仏の大きさがなんとなくわかると思います。
◆お目当ての地獄のぞき
さて、次は地獄のぞきへ向かいます。どうやらこの階段を上がっていくようです。
幸い健康ですが体力はありません。
トレーニングと思って上っていきました。
せっかくなんで何段あるか数えようと、途中から数え始めること300段。そこから先の数える力は太ももの筋肉にまわすことにしました。
きつい!!!!!
階段を下っているとき、途中途中で休んでいる人とすれ違いましたが気持ちわかる!
しかも結構急な階段。写真だとまったく伝わらないのがほんと残念。
こんな雰囲気のある階段もありますが、結構どうでもよくなってきてます。この間写真撮影わずか3枚。
途中降りてくるおじさんが「あとちょっとだよ」と、声をかけてくれたので頑張れました。
よくあるのが「ちょっと」とかいってぜんぜんちょっとじゃないパターンですが、この時は
ほんとにちょっとで着きました。
はい、地獄のぞき
地獄のぞき先端からの景色。左手奥には伊豆半島。正面~右手は三浦半島です。
わぁー来た甲斐があったー!とか思わないです。。。展望台から見た景色と似てるし。
やさぐれるくらいきつかったです。階段。
地獄のぞき全景。よく写真であがっている構図です。
目的を達成したのでロープウェイでおりて温泉でも入ろうと帰り道へ。
途中、百尺観音への分岐道があり、その景色がとても幻想的だったのでフラフラ吸い寄せられるように寄り道。
急に空気がひんやりしました。気持ち良いです。
これは壮観です。
先ほどの地獄のぞきの下に位置しているものです。
見上げるとこんな風に地獄のぞきが見えます。
ここから浜金谷駅方面へ「関東ふれあいの道」という登山道の入り口(出口)があり、そこにいた案内の人が帰り道にすすめるのですが、私はやや不安。でも、大丈夫だよというので、行ってみることにしました。ネーミングからしてゆるい感じもしますし。
スタート地点もこんな整備された石段だし。喉元過ぎれば・・です、まさに。
が!キレイなのはこの数段のみ。
いきなり大岩。
写真だと実際の急勾配さが全く伝わらない!段も削りに削られほぼ斜め!
悪態をつきながら下山中。
マムシ?で?っていうくらい降りることに集中してます。
なぜか家にあったトレッキングシューズ。履いてきててよかった。
途中下から上がってきた陽気なタイガーウッズみたいな外国人の2人組が「すいません、私はどこにいるんですか?」って聞いてきたんですけど(日本語)。こういうセリフってマンガとかドラマの中だけかと思ってた。確かに彼らが持ってる地図はなぜか日本寺の境内のものなので、そこにこのコースは書かれてません。自分はもう降りるだけなので持ってる地図をあげました。
相棒の女性の表情が険しかったので、その後の二人の関係が心配です。
さて、コースの真ん中あたりの展望台みたいなところに到着しました。
看板、90%壊れてて立てかけてあるし。
ふりかえると石切場が見えてなかなかの景色でしたよ。
このあたりからずううううううううううううううううううううううううっと階段です。
ひたすら下る。
途中すれ違う人みなさん、山登りをしているすがすがしさを1ミリも感じなかったのは、こういう難関をクリアして相当くたびれていたからなんですね。
降りるだけなんですが、段の奥行きが狭いのでそれはそれで慎重におりていきました。
足の大きい男の人はたぶんカカトだけ使って降りるようなものですよ。
そして終わりは突然に。
おりるのに40分かかりました。(案内では30分)
あとは民家の間を抜け駅方面へ。
ここから港はすぐ近くです。
ランチをとりに港へ。時刻は14:00くらい。
◆遅めのランチ♪
浜焼き。90分焼きもの(魚、貝など)食べ放題。
TheFishというお店へ。
来る前は金目鯛の煮付けを食べると決めてましたが、身体が塩を欲していたのでお店の名前がついた海鮮丼にしました。そしてお店のアジフライ推しが強かったので試しに1枚単品で追加。
今ならいけるかも。
夕陽が綺麗でしょうねぇ。
他、お土産などのお店もありました。
15:09に浜金谷駅を出る電車があるので駅へむかいます。ほぼ1時間に1本ですからね。逃すと痛いです。
と、ここで数時間ぶりに鏡を見てびっくり。
唇が黒い!
ロープウェイ降りた時に、うんち黒いソフトクリームを食べたんですが、これか!ぜんぜん気づかなかった。
次に向かうのは木更津のアウトレットです。
◆木更津でお買い物へ
1時間かけて袖ケ浦へむかいます。
そこから路線バスで到着です。
帰りはここから浜松町バスターミナルまで帰れるので時間を確認しパーク内へ。
オープン当初一度来たことがあり、当時は相当しょぼいなという印象でしたが、10月下旬に大幅に店舗数が増えたようで日本最大とうたっていました。
確かに有名なブランドなども多くあり印象が大きく変わりました。
でも、くたびれている私はお茶してだらだら。
もはや買うパワーが残ってませんでした。今度元気な時にあらためて来てみようと思います。
18:30のバスで帰ることにしバスターミナルへ。
既に人が多く並んでいます。
東京駅経由の浜松町バスターミナル行きです。
座席は往路と同じくシンプル。
シートベルトは往路と違い一般的な腰でとめるタイプでした。
こちらも同じく出発時と高速に入る前にシートベルト着用のアナウンスが入ります。
車内は賑やかな話し声が聞こえます。私は爆睡。首痛い。
途中東京に入ったあたりで少しだけ渋滞がありましたがほぼ定刻で到着。ほとんどのお客さんは東京駅で下車していきました。
浜松町バスターミナル外観。
乗ってきたバス。5番のりばに停車し下ろした後はすぐに走って行ってしまいました。
バスターミナルにあった数カ国語での東京観光案内。
バス会社の窓口などもありますが、この時間はもう多くが閉まっていました。
もう少し遅い時間になると今度は夜行バスに乗る人で少し賑やかになることでしょう。
などと思い巡らせながら浜松町バスターミナルを後にし家路につきました。
◆むすび
今回も、1日で結構動き回れました。バスの時間があると逆算して時間をみるのでそれはそれで時間を有効に使えますし、何より疲れた身体にはありがたい。特に今回。
他のメンバーの佐原旅行に感化され、休日を使って私も行ってきましたが、一緒に行った友人も「バス便利!」とすっかりバスに好印象です。
周りの人を一人二人とバス旅行に誘ってバス旅好きを増やしていきまーす。