初の高速バスDay!で山中湖を訪れたMさん。どんな発見があったのでしょうか?
行先:山梨県・山中湖
目的:花の都公園でネモフィラを見学し、山中湖限定グルメや温泉で癒される
日時:5/24(木)
旅人:Mさん 未来の凄腕Webディレクター
◆往路バス情報
バス会社:相鉄バス
シートタイプ:4列
乗車バス停→降車バス停:横浜駅西口→富士山山中湖(ホテルマウント富士入口)
乗車時刻(乗車時間):7:30(約2時間9分)
料金:2,060円
乗客数(おおよその乗車率):半分
立ち寄ったSA名と停車時間:無し
その他バス特徴:トイレ付
予約方法:発車オーライネット
支払方法:コンビニ
コンビニ支払いは手数料なしです。
今回は最寄りの横浜発ですが、東京駅八重洲口やバスタ新宿からも同じルートで運行しています。
◆復路バス情報
バス会社:中央高速バス
シートタイプ:4列
乗車バス停→降車バス停:富士山山中湖(ホテルマウント富士入口)→バスタ新宿
乗車時刻(乗車時間):16:30(約2時間25分)
料金:2,050円
乗客数(おおよその乗車率):半分
立ち寄ったSA名と停車時間:無し
その他バス特徴:トイレ・座席指定
予約方法:ハイウェイバスドットコム
支払方法:コンビニ
コンビニ支払いは手数料なしです。
前方or後方、窓側or通路側の座席指定が可能です。
また女性専用席の指定も可能なので、女性1人でも安心して乗ることができます。
【体験記】
今回は「高速バスDay」の制度を利用し、移住希望地域ランキングでも毎年上位を獲得する、魅力あふれる土地「山梨県」に行ってきます。
山梨県は土地の約8割が森林ですが、その自然を生かした数多くの観光名所があります。中でも私が注目したのは、富士五湖の中でも最大の面積と標高を誇る「山中湖」。
高速バスで気軽に訪れることができる「山中湖」は、ベストシーズンの夏にはキャンプや湖でのアクティビティを目的とする人たちで混雑します。
今の時期(5~6月にかけて)は、夏のようなアクティビティは少ないものの、十分に楽しめるスポットがありそうなので、のどかな景色を堪能することも兼ねて、「ぶらり歩き」で山中湖周辺を巡ってみます。
■まずはバスの予約から
山中湖周辺へ行く際は、電車よりも乗り換えがない高速バスが便利なんです!
夜行バス比較なびを使い、今回の目的地の1つ「花の都公園」に近い「富士山山中湖」行きの最安値バスを探します。その後予約サイトで必要事項を入力し、コンビニでチケットを発券。当日は乗車チケットをお忘れなく!
■自然豊かな山中湖へ、いざ出発
出発当日。バスの集合時間は7:30と早めですが、丸1日満喫したいので眠気と闘いながら横浜駅へ向かいます。
集合場所は横浜駅西口22番乗り場。
22番乗り場
東口と西口の両方に高速バス乗り場があるので、間違えないよう注意が必要です。(私は見事に反対側に向かってしまいました…。)
バスに乗る際、運転手の人が予約チケットを回収します。
シートの幅は少々狭いですが、お隣が空席とのことだったので、広々と使えました!
後方にトイレ、座席にはドリンクホルダーが付いています。
コンセントやWi-Fiはありませんが、乗車時間が2時間と短いので特に気になりません。
平日だったので乗客は少ないと予想していたのですが、前方の席は若い女性同やカップルで埋まっていました。
「ええじゃないかが~」「FUJIYAMAが~」という会話が聞こえてきたので、おそらく乗客のほとんどは富士急ハイランドが目的地でしょう。
30分発だったのですが1人の乗客が来なかったため、少し遅れて7:35に出発。
途中で5つの停留所に止まり、6つ目が目的地です。
アナウンス後、頭上のボタンを押します。
■富士山山中湖のバス停に到着!目の前には便利なバス待合所
道がすいていたお陰で、予定より10分早い9:30に「富士山山中湖(ホテルマウント富士入口)」に到着!
反対側にもバス停がありますが、御殿場行きなので帰りも同じバス停です。
停留所の目の前にはバス待合所があり、富士山から湧き出た天然水が頂けます。
その他のドリンク、ちょっとした軽食もあります。(有料)
18時まで開いているので、場所について何かわからないことがあれば案内人の夫婦が教えてくださるので安心です。
山中湖のパンフレットやお得な割引券も置いてあるので、観光する前にぜひ立ち寄ってみては?
■安産や縁結に効果あり!?「山中諏訪神社」へ
まずはバス停から5分程で行ける「山中諏訪神社」を目指します。
この神社は1684年以降、安産子授けの守護神として崇敬されていますが、起源は104年と大変長い歴史を持ちます。
辺りは小鳥のさえずりしか聞こえません。
安産子授祈願のための神社ですが、縁結びの効果もあるというのでお守りを購入。
さまざまなデザインがありましたが、可愛いピンク色にしてみました!
どうかいい人とえんを結んでください、神様。
普段は静かな雰囲気が漂う神社ですが、毎年9月にある「山中明神安産祭り」という妊産婦や新婚女性が全国から集う大祭では、大いに盛り上がるそうです。
→山中湖諏訪神社
■季節の花々が楽しめる「花の都公園」を巡ろう
山中諏訪神社から歩きで約25分かかりますが、気温も高くなく、風が心地よいのでいくらでも歩けそうです。
道の途中にはカモミール(?)やあやめ、じゅうにひとえといった花々が至る所で咲いています。
散歩日和です。
空気がとにかくおいしい!
入り口が近づくと花の都公園の看板があり、その先に橋があるので渡ると公園に到着です。
花畑の観賞は無料ですが、滝や広場・レストラン等がある清流の里への入場は500円かかります。(バス待合所に置いてある割引入場券を使うと、50円引き!)
☆花畑・農園エリア
今の時期はネモフィラが咲いています。5月上旬~6月中旬にかけてが見頃です。
快晴ですと後ろに富士山も見える最高のロケーションなのですが、この日は機嫌が悪かったみたいで、中々顔を見せてくれません…。
でも色が神秘的できれい!
ネモフィラ以外にも、春はチューリップ、夏はひまわりや百日草、秋にはコスモスと4月下旬~10月中旬にかけて季節の花々が楽しめます。
ちなみに11月末~1月中旬にかけては、自然の芸術とも称される「ダイヤモンド富士」が眺められられるそうです!
富士山が拝めないのは残念でしたが、私が訪れた5月後半は写真でわかるようにあまり人がいなかったので、花畑を思う存分カメラに収めることができました!
☆清流の里
園内にはカラフルな色の貸し自転車(4人乗り)もあり、お花畑をぐるっと1周できます。溶岩樹型地下観察体験ゾーンでは、約1000年前の溶岩を観察することが可能です。
この木の写真を持っていると、幸せになれるそう。
水遊具広場もあるので、子供連れの家族もちらほら見かけました。
近くにお腹が空いたら立ち寄れる、食堂やレストランも設けてあります。
☆フローラルドームふらら
室内型の庭園となっており、花をモチーフにした雑貨の他、カフェスペースもあります。植物や四季の花を見ながら、フードやデザートが楽しめます。
たくさんの花々に癒されます。
■ヘルシーほうとうが食べられる「大豊」へ
お腹が空いたので、ほうとうが名物の大豊へ。地元でも人気のお店なんだとか!
花の都公園からは約13分。たくさん歩いたので一休みです。
店内は綺麗で落ち着いた雰囲気で、愛想の良い女将さんが席へ案内してくれます。
席はカウンター・テーブル・宴会用の和室大広間。
なんとWi-Fiも飛んでいました。嬉しい限りです。
山梨といえばかぼちゃなどが入った「ほうとう」が有名ですが、ここにはお店限定の「塩ほうとう」があるというので食べてみることに。
どーーーん!塩ほうとうの登場です。鍋が顔よりもでかい!
鯛で出汁をとっており、野菜たっぷりのほうとうなのでとってもヘルシーなんです。麺はコシがあり、にしんじん・油揚げ・白菜・鳥の手羽先・きのこ・ホウレンソウなどが入っていて、栄養満点!
柚子胡椒もついているので、お好みで味を変えることもできます。
12時に訪れた際は、お客さんは私と1人のサラリーマンだけでしたが、なんと30分後には満席に。さすが人気店です。
お腹もいっぱいになったところで店を後にします。
■富士山を眺められる温泉「紅富士の湯」へ
疲れた足を癒すために、最後の目的地である「紅富士の湯」に向かいます。
富士山が露天風呂から見えると評判の温泉施設です。
大豊から約10分程歩きます。
館内ではまず入浴券を買い、受付に渡します。
入浴券は大人800円。タオルも有料ですが貸出があるので、手ぶらでも気軽に立ち寄れます。
1階にはお土産コーナー・ゲームコーナー・マッサージコーナーなど。
大浴場は2階です。
内風呂は広々としており、サウナがミストと高温サウナの2つ。
露天風呂は岩風呂とヒノキ風呂のふたつでした。
さて肝心の富士山ですが…やはり今日は機嫌が悪いようです。
「極楽温泉with富士山」を楽しみにしていたのですが、見れず終いでした。
下記のHPからは素晴らしい富士山の様子が載っているので、ぜひ見てください。
お風呂からあがった後は、やっぱり飲みたくなります、牛乳です!
風呂上りが1番うまい!
2階の大広間では、畳とテーブル席の休むスペースが設けてあり、ソフトクリームや、ラーメンといったフードも充実しています。
奥は畳のくつろぎスペースです。
ゆったり身も心も休めることができました。やっぱり温泉は最高です!
紅富士の湯
■バスタ新宿へ帰ります
楽しかった旅もあっという間に終わってしまいました。
定刻通りにやってきたフジエクスプレスに乗り、帰りはバスタ新宿へ向かいます。
時刻通りにやってきました
山中湖から乗車したのは私のみ。座席は女性専用を選びました。
行きのバスと同じく、後方にトイレ・ドリンクホルダーの他にフットレストが設置されていました。
4列シートですがアームレストがある分、隣の人との間隔にゆとりがありました。
足も伸ばせる広さがあるので、リラックスできます。
途中の富士急ハイランドで大学生が乗車してきた際は、少しざわざわしていましたが、心地よい揺れに誘われてそのまま新宿まで眠ってしましました。
【旅を終えての感想】
富士山は残念ながら拝むことはできませんでしたが、暑くもなく風も心地よかったので最高の散歩日和となりました。
また、夏よりも比較的観光客が少ないので、この時期の山中湖は人混みを気にすることなくゆったりと過ごせます。
今回はグルメにあまり密着することができませんでしたが、「自転車でまわるとオシャレなカフェが集まるエリアも近い」とお聞きしたので、次回はリベンジ富士山とサイクリングを目的に、またこの地に訪れたいと思います。