「高速バスDay!」3人目は弊社「バスとりっぷ」の編集担当者!
行先:箱根
目的:箱根の足湯カフェを巡る
日時:2/3(金)
旅人:M氏、女性、編集者
◆往路バス情報
バス会社:小田急箱根高速バス
シートタイプ:4列
乗車バス停→降車バス停:バスタ新宿→箱根桃源台
乗車時刻(乗車時間):10:05→12:44(2:39)
料金:2,010円
乗客数(おおよその乗車率):約2割
立ち寄ったSA名と停車時間:なし
同じルートを電車で利用した場合の所要時間と料金比較(同ルートがなければ省略):1:45 /1,184円(箱根湯本)0:53 /1,050円(桃源台)計2:36 /2,234円
その他バス特徴:コンセント、WI-Fi、トイレ
予約方法:WEB予約
支払方法:コンビニ払い(ファミリ―マート、ローソン)
◆復路バス情報
バス会社:小田急箱根高速バス
シートタイプ:4列
乗車バス停→降車バス停:バスタ新宿→箱根桃源台
乗車時刻(乗車時間):17:00→19:30(2:30)
料金:2,160円
乗客数(おおよその乗車率):満席
立ち寄ったSA名と停車時間:なし
同じルートを電車で利用した場合の所要時間と料金比較(同ルートがなければ省略):1:45 /1,184円(箱根湯本)
0:53 /1,050円(桃源台):計2:36 /2,234円
その他バス特徴:コンセント、WI-Fi、トイレ
予約方法:WEB予約
支払方法:コンビニ払い(ファミリ―マート、ローソン)
【体験記】
■予約&決済
「高速バス比較」から箱根行きのバスを検索。小田急箱根高速バスの便を予約しましたが、バス会社のサイトがスマホ対応でないためページが見づらかったです。
WEB予約の場合は「高速バスネット」に飛びます。
決済はコンビニ払いを選択。コンビニ払いはどこのコンビニが一番やりやすいか比較するため、ファミリーマート(famiポート)とローソン(loppi)で支払いました。
【ローソン(loppi)】
1.「各種サービスメニュー」を選択
2.「各種代金インターネット受付」を選択
3.「各種代金お支払い」を選択
4.「予約済み高速バス代金のお支払&発券」を選択
5.支払いコード、決済番号を入力
6.支払い内容を確認画面で確認
7.発券
8.発券シートをレジに持って行き、支払う
【ファミリーマート(famiポート)】
1.「代金支払い」を選択
※「高速バス」という項目もありますが、「高速バスネット」の場合は、「代金支払い」ので注意!
2.「各種代金お支払い」を選択
3.番号入力画面で支払いコードと決済番号を入力
4.支払い内容を確認し発券
5.発券シートをレジに持って行き、支払う
【セブンイレブン】
端末などの操作は不要で、レジで「払込票」を提示するか「インターネット代金支払いです」と申し出て、13ケタの「払込票番号」を伝える。
★おすすめコンビニ
1.セブンイレブン
2.ローソン(loppi)
3.ファミリーマート(famiポート)
個人的にfamiポートは選択ボタンがごちゃごちゃしていて戸惑いました。あと「高速バス」の項目があるので、そちらを押したくなります…「高速バスネット」の支払いは「代金支払い」の項目なので、初めての人は間違いそうです。
セブンイレブンは、店員さんに伝えるだけで対応してくれるので楽です。
■バスタ新宿
【コンビニ】
ファミリーマートの仮店舗がオープンして2カ月経ったので、混雑状況や品揃えに変化はあるのか確認してきました。
以前はアルコール類の販売をしていなかったのですが、ビール・缶チューハイ・ハイボールが入ってました。
お土産も店内の隅に山積み!種類は「東京ばなな」のみでした。本営業でバリエーションが増えることを期待します。
店内は狭いので、一方通行でレジまで並ぶのがルールになっていると聞いていましたが、店先にもこんな張り紙が。ただ通路が狭すぎるということはなく、大きな荷物を持っていなければ普通に人とすれ違うことはできます。
【女子トイレ】
改装した代々木側の女子トイレを確認してきました。
個室は10室に増えています。9:40、19:40と2回見てみましたが、どちらもあまり混んでいませんでした。
パウダーコーナーと手洗い場は広く、鏡もたくさんあるのでメイクをしている女性が多かったです。
おむつ替え室は隅にあり、電気もないので薄暗いですが、広さはあります。
授乳室には「常時施錠をしております。」の張り紙が。勝手に使うことができないので、窓口スタッフに声をかけるようです。
甲州街道側の女子トイレは現在工事中なので仮設トイレ。3つしかないので混雑してました。代々木側の女子トイレはガラガラですよー!と教えたくなります。甲州街道側の女子トイレの方が待合室内にあるので使いやすいのかも。
▼甲州街道側トイレの張り紙
【乗り場】
乗り場が多いので、どこから発車するかわかるかな~と思っていましたが、案内掲示板がいたるところにあるのでスムーズに見つけられました。
インフォメーションのスタッフは英語もできるので、外国人の方も安心。インフォメーションの隅にあるタブレットからも時刻表は確認できます。
2台しかないので、もう少し増やしても良いかも。
【ゴミ箱】一部のゴミ箱には、外国人でも分別できるように英語の張り紙がありました。絵柄ではわかりづらいと思うので、親切です!
■乗車記
箱根行きのバスは、10:05定刻通りにB4乗り場から出発しました。B4~B6乗り場は待合室からそのまま乗車できるので便利!
さっそく乗り込み、指定の一番前の席に座ります。一番前のためか、足元が終始寒かったです!
シートは4列シート。隣に人が座ると少し狭い気もしますが、乗車時間を考えると全然OKです。シートベルトは三点式なので、安全面もわりと安心。
(途中で乗客が誰もいなくなったので、写真が撮りやすかったです!)
SAでの休憩はなし。乗車時間が約2時間30分で、トイレもあるので問題なしです!
コンセントとフリーWi-Fiも利用OK。スマホで写真をたくさん撮ったので、帰りのバスで充電できてラッキーでした。
フリーWi-Fiのアカウントが書かれた紙は、網棚の中に入っています。
トイレはこんな感じ。
高速道路を下りると山道に入るので、カーブが多く立ち上がると結構危ない!トイレは高速道路を走ってるときにすませた方が良さそうです。
途中、池尻大橋で何人か乗客が乗りましたが、予約なしで乗車。空席があれば予約なしで乗れるようです。箱根までは停留所が多く、東名高速道路内だけで13カ所立ち寄りましたが、降りる人はいませんでした。
高速道路を下りて、箱根園までは停留所が30カ所もあります!ほぼ路線バスでした…
箱根桃源台には12:44到着。予定よりも30分遅れでした。
乗務員さんの対応が親切で、外国人にも丁寧に説明をしていました。「忘れ物に気を付けてくださいね~」「お気をつけて~」など声掛けが嬉しいです。
下車するときに、持っていた乗車券を乗務員さんに手渡します。
箱根桃源台へ到着です!
【帰りの注意点】
桃源台ロープウェイ乗り場の営業が16:00までなので売店は16:30に閉店。自動販売機やコンビニが周りにないので、17:00以降にバスに乗車する場会は別の駅ですませておいた方が良さそうです!待合室はガラガラです…
帰りも小田急箱根高速バスに乗りましたが、途中の御殿場で外国人がたくさん乗車し満席になりました。新宿駅西口の停留所にも寄ったため、ほとんどの人が西口で下車。バスタ新宿まで乗っていた人は数人でした。
【電車とバスの比較】
電車モデルコース
新宿 10:10発 小田急小田原線 特急スーパーはこね13号 行
箱根湯本 11:32着
箱根湯本 11:50発 箱根登山鉄道 特急スーパーはこね13号 箱根湯本行
桃源台〔箱根〕 12:40着
高速バス
電車
所要時間
× 2:39
〇 2:30
料金(往復)
〇 4,320円
× 4,468円
乗換回数
〇 0回
× 1回
結論
乗り換えなしで桃源台まで直行するならバスの方がおすすめ
所要時間や料金は、バスと電車であまり大差がありません。箱根桃源台まで電車で行く場合は、箱根湯本駅からバスに乗り換える必要があるので、直行できるバスがおすすめ。
ただバスの場合は、停留所が多く予定時刻に着かないこともあるので、時間に余裕があるときに選ぶと良さそうです!
■箱根の足湯カフェ巡り
箱根旅の目的は、足湯カフェ巡りをすること!まずは宮ノ下駅近くの「naraya cafe」に行ってきました。
naraya cafeは、古民家風のカフェでギャラリーなども併設しています。店内は2階もあってとても広い!以前は「奈良屋旅館」という老舗の旅館があったようですが、今はこのnaraya cafeになり温泉も足湯のみです。
足湯は外にあり、無料で入れます!
足湯に入りながら食事をしてもOKですが、今の時期は寒いためか店内に入る人が多かったです。足湯をする場合は、ブランケットと座布団を貸してくれます。タオルの貸出はないので、持参するのがおすすめです!
効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復など。
足を浸けやすいように、ゆるいパンツで来ました。女性の方はタイツで行かないようにご注意を!
お天気も良く、山を眺めながら足湯に入れました!
熱めのお湯は、冷えた足に気持ち良いです。
メニューにはスイーツや軽食、ピザなど。その中で私は「本日のスープセット(550円)」を頼みました。かぼちゃのポタージュが温かくて甘くて美味しい!
足湯に入りながら、ご飯を食べるのは不思議な気分です…
naraya cafe神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下 404-13
電話:0460-82-1259
営業時間:10:30〜18:00(12月〜2月は17:00まで)
http://naraya-cafe.com/
【岡田美術館 足湯カフェ】
お次は、岡田美術館の足湯カフェに行きました。足湯カフェは、宮ノ下駅の隣の駅「小涌谷駅」にあります。宮ノ下駅からは、箱根登山鉄道で約5分。小涌谷駅から歩いて15分くらいです。
上り坂をひたすら登って、岡田美術館にたどり着きました!
岡田美術館の足湯カフェでは、「風神・雷神」の大きな壁画を眺めながら足湯に入ることができます。入館料は一般2,800円。足湯だけの利用もOKで、その場合は500円。平日のため、30席ある座席は人がいなくて貸切状態!
こちらでは、「おしるこ(500円)」を頼みました。カウンターで注文をしたら、席まで持ってきてくれるので、さっそく足湯に入って待ちます。
温泉は源泉かけ流し。アルカリ性の泉質は、疲労回復や健康増進などの効能があります。お湯は少しぬるめでしたが、上り坂を登ってきて疲れていたので、とても気持ち良かったです。静かな空間なので、ぼーっとするのに最適。
注文したおしるこはこちら。足湯に入って、甘~いおしるこを食べられるのは至極の時間でした!
岡田美術館 足湯カフェ
住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
電話:0460-87-3931
9:00~17:00
http://www.okada-museum.com/
そのあと「彫刻の森」にも行く予定でしたが、岡田美術館に行くまでに結構道に迷ってしまい、時間がなくなり断念しました…
小涌谷駅からは、少し道がわかりづらいので、宮ノ下からバスで6分の「小涌園」まで移動した方が良かったようです。小涌園から岡田美術館までは、徒歩ですぐの場所にあります。
■旅のまとめ
今回は箱根桃源台を発着地に選びましたが、宮ノ下・小涌谷エリアを周るなら本当は箱根湯本で降りるのがベスト。ロープウェイに乗って大涌谷・強羅エリアに行くなら、桃源台で下車するのがおすすめです。
この時期は、中国人観光客がとても多く、バスの中も外国人だらけでした。席番号がわからず、空いているところに座ってしまう人が何人かいて、そのたびに「NO~NO~」と乗務員さんが丁寧に教えているのが印象的でした。バスに乗る訪日外国人は今後も増えていくかと思うので、バス会社やバスターミナルもそれに合わせてサービス展開をしていきそうです。