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挑戦から成長へ  チャレンジを通じて得た気づきと未来への成長の鍵

私たちのミッションには、多くの情報の中から「一人ひとりにぴったりな『価値』を見つけるお手伝いをします。」といったフレーズがあり、創業期からユーザーの求めるものにフォーカスした事業を展開してきたことがこの言葉に受け継がれています。
今回、ある自治体が抱える課題を知る機会がありました。それは、その土地の歴史や文化、グルメなど地域の良さを世の中の人にどうしたら広く知ってもらえるのかという課題でした。
その課題の解決において、私たちのサービスやミッションに基づく取り組みが貢献できそうだと考えました。今回はそうしたプロジェクトに取り組む一人の営業担当者の姿をお届けします。

 

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※詳細はニュースをご参照ください。

 

齋藤聡太(営業担当)

新卒で旅行会社に入社し、学校団体旅行の営業担当として主に修学旅行の企画、添乗業務を約6年間担う。

そこでは大きな会社だからこその縦割りの業務領域や、厳格な仕組みの範囲内での運用などにより、新しいアイディア・工夫を盛り込める余地を見いだせず、毎年同じことの繰り返しで新しいことへ挑戦ができない環境に少しモヤモヤしていた。

その頃、コロナ禍の影響もあり退職。その後約1年半ほど地元の不動産会社で勤務した後に、自分にとって未知であるITの分野で裁量と責任を持って挑戦したいと奮起しLCLに入社。

今回、プロジェクトのオーナーである部長のもとでプロジェクトチームが発足し、その社内外のとりまとめを担当した。

 

ーまずは、今回のプロジェクトを取り組むことになったきっかけを教えてください。

 

当社を信頼してくれている取引先から福岡県の魅力を伝えるキャンペーンのお話を伺い、私たちの本来の事業ではないものの、私たちがこれまで培ってきた事を活かして何か手伝えることがあるのではないかと考えました。

私は営業担当ですが、実際に制作するディレクターやデザイナー、エンジニアなど様々な部署と話をしまして、色々な意見がありましたが、最後は私たちのバリューである”挑戦者になろう””変化を楽しむ先駆者になろう”に立ちかえり、これはLCLにとっても一つのチャレンジになること、そしてこの経験がLCLの本来の事業の拡大と加速を考えていく上で何かしらプラスになる事もあるのではないかと考え、「よし、やってみよう」ということになりました。

協力できることが決まった時は、嬉しいという気持ちと同時に責任やプレッシャーも少なからず感じました。

 

ーこのプロジェクトを任されてどんなことを自分に期待されていると感じましたか?

 

私はLCLへ2023年に転職して参りました。

そこにはITに関わる営業として成長したいという思いがありましたが、まったくの異業種からの転職でありWebのビジネスは初心者でしたので、営業を担当する上での前提知識となるWebサービスの構造を、一からのサイト作りに関わることで学習して欲しい、という上司からのメッセージとして受け取りました。

ー実際に取り組んでみて苦労したことは何ですか。

 

全部苦労しました。(笑)

先ほど異業種から転職したと話しましたが、Webに関しては全くのド素人で、かつ今までの私の営業スタイルが個人商店型であったこともあり、チームで協力して何かに取り組むということをしっかり行ったのは学生時代の部活動まで遡ります。

そうしたこともあり、扱うものも進め方も全てにおいて苦労しました。

 

ー具体的にはどのような事が起きたのかお聞かせください。

 

はい、乗り越えるべき壁が”2つ”私の前に立ちはだかっていました。

1つ目の壁は、本プロジェクトがLCLの事業成長にどのように寄与するのか?をプロジェクトメンバーに理解してもらうためにどうすればよいかということです。

ユーザー目線を中心に据えて便利なサービスを考えてきた多くの社員は、自社サービス以外に関わることで、良い還元がなされる、あるいはユーザーにとって良い影響があるという事を理解し納得した上で業務に取り組みたいと考えている人も多くいました。

そこで「バス比較なび」のバスツアーコンテンツの成長につながる事を関係者へ個別に話しに行ったり、LCLで月に1度開催される全体会の中で時間を頂き全社に向けて発信したり、理解を求めることも行いました。

その結果、こうした考えに共感を得られたからこそ、結果としてより良いものを作ることができ、本プロジェクトを通じてより一層の一体感が醸成されました。

 

2つ目の壁は、クライアントと社内の考えを、どのように良いものへ昇華させていくかに非常に悩んだことです。

このようなプロジェクトにおいては、クライアントの要望と実現可能な仕様とのギャップが発生することは珍しいことではないと思いますが、特に私は営業という立場なので、どうしてもクライアント側に立ってしまい、その意見を優先したいという気持ちにともするとなりがちでした。

そのため、プロジェクトの本来の目的を実現するために、やるべきこととそれ以外をはっきりさせることにし、それをクライアント側やプロジェクトチームへも丁寧に伝えるなどし、その結果お互いにとって良い判断をしながら進めることができたと思います。

 

ーやり終えて、ご自身にとってどのような経験になったと感じていますか?

 

今回の経験から、クライアントや利用するユーザー、そして社内のメンバー等様々な立場に立って、先を見越して行動することや、より良い形にするための関係各所との調整力、マネジメント力の大切さを強く感じました。

プロジェクトの本質を見失うことなく、どのように行動して次につなげればいいのかたくさんのヒントを受け取れましたし、それをしっかりと今後に活かしていきたいなと思っています。

また常に相手の期待を上回る価値の提供を意識していくことが重要だと感じました。
そのためにクライアントが本件を通して本当に実現したい事に着目し、もっと良くするためにはどうすればいいのか、クライアントの先にいるユーザーにとってはどうだろうか?等、目の前の業務と対峙するだけでなく、こうした想像力や「?」を持ち続けていきたいと思います。

プロジェクトメンバーには負担をかけてしまったと反省する面も多いのですが、その中で、お互いをサポートしながら作り上げられたことは充実感につながっていますし、困難な状況でも”一人じゃない”というか、支え合える仲間がいることの心強さは何事にもかえがたいパワーを生み出すことを実感しました。
そうしたメンバーの存在をありがたく感じました。

一緒に進めてきた他のメンバーも同じように「やってよかった」と感じてくれていると嬉しいですね。

 

プロジェクトリリース後のプロジェクトチームのリーダーコメント

「全体を通しては、齋藤さんのおかげでスムーズにサイトリリースまで至れたな、と率直に思います。
正直、このプロジェクトの開始当初はWebに関する知識が乏しい状態だったので、本人も伝書鳩のように情報を伝えることで精一杯だったのかなと思います。
ですが、そんな中でも自分の役割をみつけ、スケジュール管理、メンバーの疑問解消、先方との密なコミュニケーションなど自分ができることを120%の力で取り組み、縁の下の力持ちとして活躍してくれました。Webの知識についても日々成長していっている様子は見てとれましたしね。
わからないことはわかるまで質問するなど本人の努力もあり、プロジェクトを通して短期間でかなりの成長をみせてくれたように思います。

これからも持ち前の明るさと人懐こさを武器にしつつ、Web周りやビジネス知識を今以上に身に着けていけば、もっともっと活躍の場が広がるのではないかと期待しています。

最後に、、、ここだけの話ですが、先方の担当者が「齋藤さんは最初とても不安だったけど、齋藤さんで本当に良かったよ。」とおっしゃって下さいました。
それを聞いて齋藤さんの成長とプロジェクトへの真摯な取り組みが伝わっていたのかなと、私もとても嬉しく感じたんですよ。」

 

ー今後LCLで実現していきたいことをお聞かせください。

 

営業として、仕事を獲得して終わりではなく、その後の制作にも携われることは、少数精鋭ならではと言える裁量の大きさがあると感じました。

都道府県単位の一大プロジェクトに関われるとは、入社前には全く想像できなかったことなので、忙しかったですが貴重な経験ができて嬉しかったですし、納品後の達成感は非常に大きなものでした。

リリースされた時は、テレビのニュースで特集されていたり、CMをやっていたり、自身が携わった業務がこんなに大きなものだったのかと感じた時に改めてとても嬉しく思いました。

 

こうしたプロジェクトに関われたことで、通常業務に戻った今、そこで感じたことや気づきを還元していきたいですね。

あらためて今自分はチャレンジしやすい環境にいること、会社の成長に直結する業務に携われるという部分を最大限に活用して、チャレンジと成長をさらにしていきたいと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。
今後もLCLを知っていただくコンテンツをお送りして参ります。

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