ミッションとバリューって誰のもの?
会社のミッションやバリューがどのように決められるか意識されたことはありますか。
数々の転職経験を元に振り返ると、どの会社も既に決まったものがあり、またその改定があったとしても多くは経営層が考えたものが通達される、という形式が一般的でないでしょうか。
今回LCLでは社員発信でミッション、ビジョン、バリューを考えるプロジェクトがありました。(エンジニアブログにも記載あり)
LCLに、これまでこうしたミッション等(以下MVV)が存在していなかったのかというと、そうではありませんが、ただ明確にそれらをMVVとして謳っていたわけでもなく、また役割や入社歴によっても認識の温度差がありました。(という事もプロジェクトではっきりしたことの一つ)
これらを必要とする声が社員からあがり、社内公募で集まったメンバーを中心に考えていくことになりました。
メンバーは7名と、今回MIMIGURI様という強力なサポートを得て、昨年秋にスタートし、毎週の定例Mtg.で対話を重ねてきました。
そもそもMVVって何だろう、どうして必要なのかといった意識合わせから始まり、会社の歴史の深掘り、現経営層へのヒヤリング、全社員で考えていきたいテーマ・方向性決め。そしてメンバーが協議した内容を、全社員でのワークショップで活用し、そこから新たな視点でのフィードバックを受ける。それらをまたメンバーが発展させていきます。
この全社員でのワークショップは合計3回実施され、各回5時間という長丁場。ただ体感としては、”長かった”ではなく、気づけば終わっていた、という程充実した時間でした。
スタート時は、まだ漠然としながらも各自の持つ想いが広がった状態で、そこからこうした過程を経て徐々に焦点が絞られていきます。
対話を繰り返して、納得のいくアウトプットを出していくという行動は、楽しさと難しさが共存するものでした。
「気をつけなければいけないことは、対話し続けること、悩み続けることはある意味居心地の良いぬるま湯にもなること。だからこそ時間を区切り、決断する。違和感や怖さがあったとしても、それを持ちつつ、その過程では考え抜いたという自信をもって伝えることが必要なんです」
これまであまり語ることのなかった会社・仕事・仲間などへの想いを言葉にすることは、最初の頃は気恥ずかしさがあったり、それを乗り越えた発言では、それぞれの考えの理解がすすんだり。
相手への理解も生まれることで共感したり、逆に知ったことで配慮してしまったり。
核心に近づくほどに想いの分だけゆずれない部分も出てきます。
充分納得した上での提案のはずでも、やはり他の人の熟慮の上でのアイディアに心が動いたり。こんな感情が湧いては引き湧いては引きの繰り返しでした。
先に書いた言葉は、ファシリテーターのM子さんの発言です。
これをお守りのように心に刻み、ようやく4月に社内へ発表することが出来ました。
今の私たちLCLが選択したミッション、バリューはこちらです。
変化の多い時代だからこそこれらを大切にしていきたいと思います。
Our Mission
“Life + more fun”
便利なモノで、楽しいコトを、世界中のヒトに
旅行・遊び・グルメ・スポーツ・学びなど、世界はさまざまな「楽しいコト」に満ちています。
わたしたちは、ITサービスを通じてあふれる情報の中から、一人ひとりにぴったりな「価値」を見つけるお手伝いをします。
いつでも、どこでも、だれでも「楽しいコト」を発見できる生活に。
見つける過程はシンプルに、体験はリッチなものに変え、心豊かな日々の提供を目指します。
Our Value
1. ユーザーの良き理解者になろう
2. 失敗もヒントに変える挑戦者になろう
3. 変化を楽しむ先駆者になろう
4. いつも感謝と敬意の表現者でいよう
+高速で価値を届けよう
MVVというのは私たち一人一人のものであり、そして責任なんだと感じています。
このミッションに向かって一緒に走っていきたい!と思ったあなた。このバリュー私の考えと一緒だわ、と思われた方、はい、そうそこのあなた。LCLではエンジニアを通年採用しています。ご応募お待ちしてます。